南山の周回コースの下見（第98回「茨城の山探検」の下見）（2022.2.2＆4）

2022年2月2日＆4日　南山の周回コースの下見(前半)

南山は県北大子町にある山で、山頂には三等三角点（点名：御岳山、標高511.4ｍ）と祠が置かれており、別名を御岳山とも呼ばれる山です。しかし整備された登山道は無く一般の登山者対象の山となっておりませんのであまり知られていない山である。近くに栃原金山があり、こちらの方が有名である。

今回第98回「茨城の山探検」では南山の周回コースを計画しており下見歩きを2回に分けて歩いてきました。私自身はこの山には何回か登っていますが、現在杉植林帯の伐採が広範囲に行われた結果、素晴らしい大展望が楽しめるようになっており、驚き且つ喜びました。整備された登山道は無いので部分的には藪道もありましたが、展望や自然林も楽しめました。山の中では誰一人出会うことのない1日でした。

実施の時期はイワウチワ、カタクリの花を期待して4月初旬の予定です。

今回　2月2日　出発点から山頂までの東側半分の下見

　　　　　　　取付点－秋葉山－南山－滝沢コースを下山

残りのコースは2月4日に歩きました。

以下写真で山行の様子をご覧ください。
2日間の歩いたGPS軌跡です。右半分は2月2日、左半分が2月4日。

取付き点です。ここから尾根に登ります。薄っすらと雪が積もっていました。登った所に秋葉神社があります。

秋葉山の小ピーク上に祠があります。

少し登ると伐採地に出て展望が開けます。上の尾根上に三角点があります。

三角点からの展望です。

次の伐採地から南山が見えました。まだ大分遠いです。

山頂直下に近づいた。伐採地が広がり今回降りに使った谷間の作業道が良く見えています。
木の隙間から見える山は愛宕山です。

山頂直下です。ここからの展望は抜群です。

山頂直下で展望をご馳走に昼食休憩。男体山が良く見えています。

南山山頂の三角点。

山頂にある祠

帰りは伐採地の作業道を降りました。

林道に出ました。これで前半の下見は終了です。

2020年2月4日　南山の周回コースの下見(後半)

（前半）の続きで2月4日に後半の下見に出掛けてきました。先日降った伐採地の作業道を登って山頂へ。そこから先が後半の下見ですが、半分近くは送電線の点検路(福島東幹線)なのである程度整備されており歩き易い路でした。四等三角点「相川新田」は植林の中ですが、そこから降った先は雰囲気の良い自然林でイワウチワもありました。権現山(祠あり)よりの下りは間伐が入っており、下刈の雑木が散乱しており、また作業道が掘り込まれて段差を下りる所が無く苦労しました。計画した一周コースを下見しましたが、思っていたより良いコースだなと思いました。
地図は先に掲載のGPS軌跡をご覧ください。左半分です。

登りは伐採地を登りました。

山頂直下に出ました。

山頂直下の急斜面を登り山頂へ。

山頂から西の周回路へ。すぐに送電線点検路の黄色杭がありました。

点検路を歩くと頭上に送電線が走っています。

122号鉄塔からは良い眺め。ここで昼食休憩。

珍しく熊笹がありました。

この先も送電鉄塔が続いていますが、この辺りから点検路から外れて歩きます。

三角点に到着

木の大きなこぶ。ここからは左手に南山山頂が見えます。

気持ちの良い自然林の尾根歩き

やがて権現山に到着。

権現山からの下りは間伐された植林帯の下り。下刈りされた木が散乱し歩き難い。

作業道が掘り込まれて段差あり下り箇所がない。

作業道を降ると越の沢林道に出る。