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2017年7月

2017.07.15

お花の探索山行(2017.7.15)

山を歩く目的は色々あるだろうが、最近は一緒に歩く山仲間たちの影響なのだろう、花を探索する山歩きが増えてきている。歳の所為でガンガンと精一杯歩く山歩きはほとんどなくなって、息の切れない程度のゆっくり山歩きとなってきた。花の観察にはこういう歩き方の方が適している。

今回は県北の某山を花探索を目的に4名で歩きました。今頃咲いている花はミヤマスカシユリとかウチョウランとかあるが、中々見ることが難しい花なので、この時期には花は咲いていなくても花の咲く植物であれば探索しておいて、来年の花の咲く時期にまた歩きましょうということである。
山の名前は植物保護のため公表しませんが、よく分かる人には花から推定できるかも?
今回の探索でこの山では今まで見つけていない花も見つけることが出来、結構たくさんの花を見ることが出来ました。この花の植物はどういう環境のところで生育するかなどよく分かってきたから見つけられるようになったと思います。

その中から主なものの写真を掲載しますのでご覧ください。
★ヤブカンゾウ:今あちこちで咲いています。
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★ムギラン:目の前で見られる岩にたくさん付いていました。
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★マメヅタラン:もう花は終わっていましたが、ぎっしりとたくさん付いていました。
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★ミヤマモジズリ?と思われる花:図鑑とかネットで調べましたがまだ自信が持てません。クリックで拡大します。ご存知の方は教えてください。
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★イワウチワ:今は花は咲いていません
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★ミヤマスカシユリ:何輪か咲いていました。
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★バイカツツジ:私は初めて見ました。
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★山百合
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★何故か江戸崎かぼちゃです。(終り)
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2017.07.13

茨城県の希少植物(続-1)(2017.7)

6/29~7/7の間、イエローストーンなどアメリカの国立公園を巡る山旅に出掛けていて7月7日夕に帰国しました。アメリカからの帰国の場合、時差ボケが結構厳しく、昼間何もしていないと眠気が襲ってきてストンと寝込んでしまうのである。
早く時差ボケを解消しようと思い、昼間は体を動かしているように山歩きをしました。

そろそろミヤマスカシユリが咲く頃なので、男体山を歩くことにした。男体山の岩崖には時期になると点々とオレンジ色の花のミヤマスカシユリ(茨城県絶滅危惧IA類)が見られてきれいである。下記の記録をご覧ください。
     「奥久慈男体山のミヤマスカシユリ(1)(2012.7)

色んな経緯で7月8日、9日、12日と3回も男体山&周辺を歩いてしまいました。

★7月8日:登りは一般コースから男体山山頂、下りは健脚コースでした。ミヤマスカシユリは蕾が見えるばかりで、残念ながら咲いておりませんでした。
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★7月9日&12日
「フジイ越から小草越方面の岩崖には、ミヤマスカシユリが咲いているよ」という山仲間からの情報で、この日は古分屋敷からフジイ越に登りました。フジイ越に登る崖下の登山道からも見上げると所々にミヤマスカシユリが咲いているのが見えました。
岩崖の上から用心しながら下を覗きこむとあちこちにオレンジ色の花が見えました。また岩松の間にウチョウランの咲いているのも見つけました。
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7月12日はその話をボルダリングの仲間にお話したら見たいと言う事で5人でまた同じコースを歩いてきました。大円地越まで来て一般コースを下りました。
以下お花の写真をご覧ください。(クリックで拡大)

崖の上から下お見下ろすと高度感があり怖いですが、所々にミヤマスカシユリのオレンジ色の姿が見えます。
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ウチョウランも写っています。
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こちらにはウチョウランが3本見えます。
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もうちょっと遅いので花は枯れ始めていました。
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崖上の二人
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昔は高価でしたので乱獲されましたが、今はバイオの技術でいくらでも増やせるのでわざわざ盗掘する人はいません。ここは県立公園内ですので盗掘は犯罪です。

下のお蕎麦屋さんにウチョウランの鉢が置かれていました。売り物ですが¥5,000、ちょっとした値段でした。(終り)
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2017.07.11

ツチアケビ(土通草)(1)(2017..7)

秋の山を歩いていると、時々赤いソーセージの形状をした実をたくさん付けた異様な形の植物が目に入ることがある。ツチアケビという植物で、赤い色で目立つので目に付き易い。
私の故郷の家の裏山に毎年生えていたので少年の頃から見て知っていましたが、普通の植物とはちょっと違うので果実を割って種はどんなになっているのだろうとか調べたことがありました。

先日妻と西金砂近くの山を歩いている途中で、まだ若々しい立派なツチアケビを見つけました。こういう若い時はあまり見たこともないし、花もよく観察したことがなかったので時々見に来てどのように変わっていくのか観察することにしました。(実になる秋まで時々訪れて観察しようと思っています)
ツチアケビは希少で中々見つけられないというものでもなく、その日はもう1ヶ所見つけました。

ツチアケビはラン科ツチアケビ属の植物で、同じラン科のムヨウラン、オニノヤガラなどと同じ腐生植物で、葉緑素を持たず、ツチアケビの場合はナラタケの菌と共生するらしい。
またギンリョウソウやシャクジョウソウも同じ腐生植物ですが、こちらはイチヤクソウ科ギンリョウソウ属というらしい。こういう腐生植物は葉緑素を持たないので何となく不気味は雰囲気がありますが、何か漢方薬的薬効があるようにも思える。ツチアケビは強壮剤として知られているようですが???です。

★2017年6月7日 最初の観察
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茎は茶褐色で大きなものは高さ1m位までなるそうですが、この株は10数本あるようで既に50cm以上に成長していました。
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茎から枝が出て、枝がたくさん分岐して花芽を付けますが、まだ花芽が伸び出していない若々しい状態です。これから伸びるでしょう。

★2017年6月24日 最初見てから17日後にもう花が咲き始める頃かな~と思い訪れました。山のお仲間も誘って見に行きました。随分大きく成長していました。
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枝が伸び出してきて花芽を複数個順番に付けて伸ばしてきています。花はまだかと思ったら2個咲いていました。
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花は黄色で確かにランの花でした。

★7月8&9日 百花繚乱の状態かと思ったら、花の咲き方は一枝の根元の方の花から一つづつ咲くようで、もう咲き終わったものの方が多くなっていました。
9日に行った時は丁度日当たりが良かったので光に輝いていました。
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咲き終わった花が根元に落ちていました。
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上方から見て写真を撮りました。
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咲き終わって花の落ちた所には、ソーセージ状になる果実が出来ていました。
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もう一株見つけているツチアケビは日当たりの悪い所なので、10日位前の姿をしており、比較してみると面白いです。
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(続く:また観察に出掛けて報告します)

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