大子町の4つの低山歩き(2017.4.12)
大子山岳会のホームページに記載されている大子町の山のMAPの中に気になる4つの低山がある。以前から登ってみたいと思いながらチャンスがなくてそのままとなっていました。
「どこか歩くとこない?」と聞かれて丁度良いチャンスだと山の仲間3人で歩くことになりました。
地形図には無名のピークなのですが、地元ではそれぞれ呼ばれている山名があるようであり、またいずれのピーク上には祠が祀られている。(登ってみてわかったのですが、女倉山の山頂の祠は最近遷宮されていました)
以下登った順に4つの低山を記載します。登山ルートなどは大子山岳会に記載されているMAPを見て参考にしてください。
★羽黒山(230m):登り口に大きな鳥居があるのでよくわかる。羽黒山神社が祀られています。
★女倉山(210m):山頂にあった愛宕神社と別雷神社は最近遷宮されていました。
★富士山(藤山)(275m):山頂に富士権現社の祠。急登である。
★権現山(330m):山頂に権現の祠。空家からのルートは急登。
以下写真でご覧ください。
★羽黒山
登山準備中であるが、道路沿いの鳥居の所から歩き始める。羽黒山は後ろに見える山である。
鳥居の後ろにある「羽黒山」と書かれた石碑(ちょっと読みにくい)
稲荷神社が脇にある。ここを突っ切って山頂を通過して裏へと下って降りた。鞍部から北へと出ると里に出ました。
里へ出た所から東を見ると次に登る女倉山が目の前に見えました。
山麓にはカタクリが群生していました。その他ニリンソウ、キクザキイチゲ、アマナ、スミレなど春の花が咲いていました。
★女倉山
山頂まで踏み跡がありました。平らで広い山頂には石碑がぽつんと立っていました。
愛宕神社、別雷神社跡と書かれ、裏には「平成27年11月吉日 遷宮」と書かれており、祠はありませんでした。
降りは道のない北側斜面を適当に下って農道に出ました。ここにもカタクリやキクザキイチゲが咲いていました。この後栃原の方へと移動。
★富士山(藤山)
沢を渡った向こう側に有り、登り口に向かう橋を渡る。沢の周りには山ワザビが白い花を咲かせていました。ニリンソウも群生しています。
山裾をトラバースした後、登り口の踏み跡がありました。祠があるのでここには縄が張ってありました。
山頂の石の祠。裏に平成元年と書かれていますので新しい祠です。
帰り道は登ってきた踏み跡が余りにも急登でしたので戻るのを躊躇し、南に下る緩やかな尾根を下り、途中から右下の谷間に下って戻りました。ヤブもなく良かったです。
★権現山
空家の所から登りました。祠のあるピークは空家の裏山です。
空き屋の裏へ出て登り始めますが踏み跡はなくなり適当に登りました。急登です。
途中に木の根元に祠がありましたが素性はよくわかりません。
降りは尾根状の所を下りましたが、あまり下りたくないような急な所でした。このピークには東から尾根に乗って登るのが良いと思いました。
小粒でもそれぞれ個性のある山で面白い山歩きでした。(終り)
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