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2016.08.23

ゐびづら山(海老面山)(2016.8.21)

北田気の国道118号から南側を見ると、アンテナのある山のピークが見える。4等三角点「箕輪」351.7mが設置されているピークで、南田気方面から尾根が立ち上がっていて大子側の斜面は広葉樹林に覆われている。

この山は随筆「醍醐百名山」(鈴木三郎著)によれば「ゐびづら山」として掲載されている。この本によれば「ゐびづら山」は広葉樹林の山で、地形急峻な所の広葉樹林のため春の新緑、秋の紅葉が美しく、嵐山に例えられるとある。しかしそれはこの山の北面だけのことであって、東面や南面はほとんど植林帯である。そんな訳で広葉樹林のある北面の尾根をきちんと歩いてみたいと思っていました。
また、南気田にある「南気田(箕輪)観光案内図」には「海老面山」と書かれているが、その看板の図では「TV中継局」の所から外れた位置に「海老面山」と書かれており別のピークかと思われるが、図が不正確で三角点「箕輪」のあるTV中継局のピークなのである。

下記は南気田に立てられている「観光案内図」の写真ですのでご覧下さい。「海老面山」は右下の外れに記載されています。(クリックで拡大)
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この案内図では「TV中継局」へ通じるルートがいくつか点線で書かれていますが、まともに歩ける登山道としては、箕輪林道の途中に「東京民放5社 大子テレビ中継局送信所」の立て看板がありここの分岐から尾根上をしっかりした道がこのアンテナピークまで続いており容易に登ることができます。この道の途中に春にはイワウチワの咲く群生地があります。

私はこれまでに数回このピークに登っていますが、下から直接アンテナピークにも登っています。しかし案内図にある点線の道はヤブとなって踏み跡もはっきりしないので、登る都度違うコースを適当に登っています。山への取付き点の関係でどうしてもルートが南寄りにずれていってしまいほとんど植林帯の中の歩きとなり面白くないのである。最近は部分的に伐採された所が有り展望がよくなっていますが…。
そういう訳で今回は広葉樹林のある北側の尾根を歩こうと出掛けました。

これまで歩いたこの辺りの山歩きの記録は下記。
★2016.1.24 第47回「茨城の山探検」オープン山行の記録(箕輪のTV中継所の山)
★2015.2.21 鷲巣山と太郎山(茨城の山探検」の下見の記録-1)
★2014.5.3  南田気(箕輪)のTV中継所の山
★2014.4.2  太郎山(その1) 、    太郎山(その2)

写真は南気田側からみたアンテナピークです。(奥側の山)
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今回歩いたルートの概略図です。(クリックで拡大)
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王子神社の近くに駐車し、神社(北側)の下の道を進むと大子町指定天然記念物 「ヒメザゼンソウの群落」の立て看板がある。以前によく観察しているので今回はパス。
さらに進むと所々にキツネノカミソリが咲いていました。この辺は春から色んな花が咲くのでよく来ています。リンゴ畑があり、リンゴの実が少し色付きかけていました。リンゴ畑越しに立神山、生瀬富士~鋸21峰がよく見えます。
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この道の終点に民家があり、そこから先は水郡線の線路を進まなければならない。今までは民家の先から線路に降りず山の斜面に入っていたので、尾根に従って行くとどうしても南側へと曲がって行くことになる訳だ。今回はもう少し先にある谷間の先の尾根に取り付くことにした。今日は民家の奥さんが居られて「何処へ行かれるのですか?」と心配して話しかけてこられた。「アンテナピークの山に登ることと何度か来ているので大体分かっていること」をお話しが、「お気をつけて!」とそれでも心配そうなお顔でした。

水郡線の線路に降りて少し先まで歩き、谷間の所から山に取り付いた。勿論、谷間の入り口はヤブとなっていますが、中に入れば植林帯ですのでどうということはありません。
(地形図では神社マークと民家の位置が谷間の近くにありますが、これは間違っています。神社はもっと東側で民家も谷間から数100m手前でしょう。気がついたことですが、この谷間の位置もGPSの位置表示によれば東にずれているようです。)

線路の橋の所が谷間の入り口です。
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谷間に入った所。踏み跡があります。
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地形図上の尾根は丸く広がっているように見えますが、実際には尾根の真ん中に浅い谷間が有り、少し進んだ所から尾根が二つに分かれています。踏み跡はどちらの尾根にもあるようで、行きは右尾根(北側)を歩き、帰りには左尾根(こちらは杉植林でした)を下りました。
右尾根は広葉樹林の中を歩きます。少し進んで急な斜面の所で標高差30m位にわたってトラロープが張られていました。
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トラロープの終端が木に食い込んでいましたので数年前に付けられたものでしょう。
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広葉樹林の中、踏み跡が続きます。
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急斜面を登ると傾斜が全体に緩やかになり、やがて浅い谷間はなくなり尾根は一つとなりました。小ピークの山は南面を巻きました。鞍部と左下から登ってくる谷間は孟宗竹の竹林となっていました。
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ここも谷間の源頭部を横断して左の尾根に取り付くか、尾根通しに登り左へと斜面を登るかの選択があります。行きは尾根通しに、帰りは左尾根から源頭部へ下りました。尾根に登りつくと、そこから先は明瞭な踏み跡が続きますが、さらにピンクのテープが所々に付けられていました。尾根通しに進めば植林帯に入り、やがてアンテナのあるピークに出ます。
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TV中継所が設置されている所は少し広くなっていて、湯殿山神社の石碑が置かれています。ここから大子の町方面の展望が良い。風通しの良い所は涼しくてここで昼食休憩。
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昼食を済ませた後は「箕輪」の4等三角点を探しに、南側の少し高くなったピークへ登る。最高点より少し下った所に設置されていました。
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男体山方面の展望です。
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今回は道をしっかり覚えるため同じ道を下りました。帰り道、行きに声をかけて下さった民家の奥さんが家の前で作業中でしたので、無事に戻りましたと挨拶し、この辺りのお花情報などについて色々とお聞きしました。(終り)

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