花の便り(3)(2016.4.20)
南田気の若宮神社の境内とその周辺にはヤマブキソウの群生があります。4月20日山の帰りに立ち寄りましたら咲き始めていました。蕾もたくさんあって連休の始まりの頃が丁度見頃かなと思います。
ニリンソウ、イチリンソウなども周辺の道路脇に雑草のように生えています。りんごの花もさいていて散策すればお花が楽しめますね。
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南田気の若宮神社の境内とその周辺にはヤマブキソウの群生があります。4月20日山の帰りに立ち寄りましたら咲き始めていました。蕾もたくさんあって連休の始まりの頃が丁度見頃かなと思います。
ニリンソウ、イチリンソウなども周辺の道路脇に雑草のように生えています。りんごの花もさいていて散策すればお花が楽しめますね。
4月20日歩いた時、隣りに見えた新緑の美しい自然林の良さそうな尾根歩きをすることになり、私がルート計画をした。
「隣の花は赤い」と言うようについ隣りの尾根がよく見えてしまうが、今度の隣りの尾根はアップルラインの道路が通っているのでまた歩こうとはならないだろう。一応稲荷山までの往復コースを入れたが、今回は歩かなかった。前回の歩いたコースは点線で入れました。(クリックで拡大)
以下写真をご覧ください。
コシアブラを摘みながら歩く。折り返し地点近くで伐採地があった。上からは展望が良い。
太郎山と奥久慈男体山。こういう角度からは中々見られない風景。(クリックで拡大)
新緑の中の山歩きは、あちこち眺めながらのゆったり歩きで楽しいものでした。(終り)
4月16日に井戸沢山~太郎山を歩いた後、鹿嶋さん達から「水曜日(20日)ですが、井戸沢山左側の塩沢~太郎山~峠~南下して300.1の三角点周回コースです」とお誘いがあった。
塩沢~太郎山は歩いたことがあるが、太郎山から「塩沢」四等三角点300.1mの尾根筋へはまだ歩いたことがなく興味があり歩いてみたいので同行することにしました。
それにしても道のない尾根を地図読みしながら降ることができるような実力が付いたとは、鹿嶋さん達は大した進歩だ。尾根を降るのは登るのに比べて格段に難しい。こういう山歩きができると一層山歩きの楽しみが倍増するだろう。
今回予定したルート図は下記の通りで、大体そのように歩きました。(クリックで拡大)
太郎山の南面は笹薮などもなく、所々に自然林が残っているので歩きやすい。また、尾根の上から隣の尾根の自然林を展望すると、この時期は山桜に彩られて美しい景色が見られるが、難点は木の間越しとなってしまうことである。何処か伐採斜面があるとよく見えるのだが…。
この時期嬉しいのは歩きながら山菜採りができることである。今回はコシアブラの畑があり収穫してきました。
塩沢に入る道路の近くに駐車し歩き始める。沢沿いの道は展望はないが、色んな植物観察ができます。コゴミの畑もありました。写真は山わさびで花が咲いていました。
山頂直下の急斜面は道不明瞭でした。山頂に到着し小休止。ワラビの摘み跡は前日yamasanpoさんの摘んだものでした。
最後は痩せ尾根となりましたが無事に下山しました。楽しい1日でした。
また隣の尾根が美しいのを見て次はあそこを歩きましょうということになってしまいました。(終り)
今朝早くは雨が降っていたが止んだ。今日の予定は県央の山だったが、県北の方が降雨量が少なかったようなので、予定を変更して男体山へツツジの偵察に行くことにした。
偵察のメインはゴヨウツツジ(シロヤシオ)で持方からのヤブ尾根を登った。やっぱり標高が高いので下界に近い方に比べて開花は遅い。男体山のツツジは例年通り連休の頃が見頃でしょう。
★ツツジの咲く順番 ミツバツツジ》ヤマツツジ》シロヤシオ である
★ヤマツツジは咲いているのもあるが、ほとんどが膨らんだ蕾。5日後位には満開となりそう。
★シロヤシオ まだ葉が開いていないものが大部分。蕾も硬いのが多い。
2本だけ咲いている木に出会えてラッキーでした。
今年のシロヤシオは全体に花付きはまずまずで期待できそうです。例年通り連休が見頃となるでしょう。
以上男体山のツツジの花の便りでした。
以下はお花についてのついでの報告です。
山頂稜線に千本槍が結構たくさんありました。白でなくピンク色の花でした。
沢近くでは一輪草の群落(花はもう落ちていました!残念)、ルイヨウボタン、フタバアオイなどを見ました。
里山の風景(持方) いまとても綺麗です。シャクナゲも咲いていました。
おまけ:今日の山弁当。スペースがあると言ったら卵焼きを作ってくれました。ワラビのお浸しはおいしいです。
今日は日曜日でたくさんの登山者が来ているかと思ったのですが、そうではありませんでした。奥久慈トレランの練習にきて持方から何回も山頂を経由して周回していました。(終り)
太郎山はこれまで何度も歩いていますが、これまでは冬場からイワウチワの時期位に歩くことが多く、何となく杉植林の暗いイメージの山と思っていました。昨年yamasanpoさんが山桜が美しいと井戸沢山経由太郎山を歩かれたレポを見て私も山桜の季節に歩いてみたいと思っていました。
今年折りよく鹿嶋さん達からのお誘いがあり4月16日に一緒に歩いてきました。自然林が所々に残っており、山桜の他に新緑、ツツジ、ニリンソウなどのお花の観賞、おまけに山菜まで採れるのでこれはもう止まらないと、また4月20日に別ルートで歩きました。この調子ではまた歩くでしょう。何回かに分けてレポします。
★4月16日:昨年yamasanpoさんが歩かれたコースとほぼ同じコースです。
途中で山菜を採ったり、山のお花を眺めたりとゆったり山行で、駐車場所に戻るのに約7時間もかかりました。私の歩数計は28,000歩を超えていました。
取付きは階段のある登り口で、すぐ上に小さなお社がありました。その先は山道となり小さなアップダウンをしながら進む。途中に岩の展望台がありナイスビュー。鷲巣山から男体山まで広がる大パノラマでした。(クリックで拡大)
鷲巣山の南面の自然林が山桜に彩られて美しい。(周回途中に鷲巣山少し手前の所で林道に出るが、登山ルートから外れて林道を下って曲がり角まで行くとヤマツツジと山桜がよく見られる素敵な場所へ出ました。この辺りも写真に写っていました)(クリックで拡大)
途中の尾根歩きは隣尾根の山桜咲く美しい斜面が見えますが、木が邪魔になってスッキリと見えません。残念。何処かよく見える場所を見つけなければ!
太郎山直下に着きましたが、今日は山頂はパスしてニリンソウの群生地へ。ゆっくり昼食休憩しました。
ルートから外れ作業林道を下って曲がり角へ。途中山桜とヤマツツジ(まだ蕾が多い)が美しい。
林道を曲がった所から山桜の斜面を振り返る。(クリックで拡大)
後は降るだけですがこの辺はミツバツツジがたくさん咲いています。
途中から雄大な眺めでした。鋸21峰がずらずらと見えています。向かいの山の山桜も綺麗ですね。以下下りの途中での展望風景です。説明しませんが分かる人にはわかる風景かも。(クリックで拡大)
ネモフィラが早く開花したので頻りに早くお出でとPRしているので暇を見つけて出掛けました。
午後は曇空、青空見えなければネモフィラも良い写真が撮れない。今年のネモフィラはちょっと密度が薄い感じがしました。平日なのに人も多いですね。
水仙はもう終盤。でも良い香りを漂わせております。
一番見頃で良かったのはチューリップでした。
太郎山に登って山遊びをした後、「大子町指定有形民俗文化財」となっている「道祖神碑」が近くにあると言う事で案内して頂きました。ネットで調べて色んなことをよくご存知です。
場所は栃原の近く、アップルラインに入ってすぐの所です。
僧侶が指差して行先を示しているという道標と道祖神を兼ねている石碑は珍しいと思いました。
書かれている文字
是より とちはら たかべ ← → 是より うわさわ だいご
是より おうさわ やま道
と書かれている。地名も今の地図上で確かめてみました。大子へは山越えの道ですね。
近くに「生馬神」(明治37年)の石碑もありました。どんな神様か調べましたが、ここには書きません。
これはおまけの追加(4月16日太郎山に登った時に見つけたものです)
県道32号が上小川橋で久慈川を渡ってすぐの左側に、文化財に指定されているのより見た目はずっと立派な石仏。石碑がありました。多分お地蔵さまと馬力神の石碑です。
色々とあちこちに沢山あるものですね。(続く)
2016年4月8日水戸線福原駅近くの羽黒山・棟峰とその近隣を歩いていました。どうしてそんな所を歩いていたのかということは後で述べるとして山のピーク近くで岩に彫り込まれた天狗様のお顔を見つけました。見つけましたというより、今日一緒に歩いたNさんから「珍しいものがあるよ」と教えて頂いたものです。実は私が18年前にそのすぐ傍を歩いたのだが見つけることができなかったものなのです。山の中でこういうものを見るのは初めてで、誰が、何のために彫り込んだのだろうか?
下山したのは山麓の臼庭にあるお寺と神社のある所でしたが、お寺の境内に石仏がありました。
1998年3月14日(土) 私がまだ会社勤めをしていた現役の頃ですが、電車で福原駅に降り立ち羽黒山と棟峰を歩いていました。その時の山行記録は「羽黒山と棟峰」として私のHPに掲載していますのでご覧下さい。また歩いたルート図を下記に示します。(見にくいですがクリックすると拡大します)
この図は昭和50年頃の地形図で、今の地形図と違って・207の所に崖記号が付いています。何しろ18年前のことなので、ここは私の頭の中では尾根が地割れして通れなかったというイメージが残っていた。そんなことで鹿嶋さん達に「あそこには地割れがある」などとつい吹聴してしまい、今回案内する羽目となりました。
以下今回の山行記録です。
尾根の上から見た地割れと言ってしまった尾根のキレット。(段差のある痩せ尾根でちょっと通れないが大したものではない)
以下はおまけです。
4月8日はお釈迦様の誕生日と伝えられ花祭りの日です。この日に御開帳される秘仏があり、私一人では絶対に行かないと思いますが、鹿嶋さん達について歩いて見てきました。きっとご利益があるでしょう。
★笠間には鎌倉時代に作られた6体の仏像(現存しているのは3体)があったそうです。
現存しているのは下記でいずれも国指定の重要文化財です。
・弥勒菩薩像:弥勒教会
・薬師如来立像:岩谷寺
・千手観音立像(他に日光菩薩と月光菩薩):楞厳寺
いずれも撮影禁止となっていました。
毎年行われているようですので興味のある方はご覧になるとよいでしょう。(終り)
私は鉄道ファンではないが、今日は偶々水郡線を走る臨時列車「花回廊号」kenjiの撮影ポイントに行き合い、ラッキーにもその写真を撮ってきました。
今日は鹿嶋さん達の山歩きプランに参加して、井戸沢山から太郎山-鷲の巣山と歩いて山桜からニリンソウ、ミツバツツジなど花いっぱいの山行を楽しみました。(この山行は別途掲載します。掲載は遅くなりますが花を見るなら今ですよ!)
下山した所から駐車地への戻る途中、偶々鷲巣トンネルから出た橋梁の所を通りかかったらカメラマンが数名カメラを構えて待っているところに出くわしました。話を聞いて私も撮影に参加することにしたという訳です。
撮影ポイントとしては山桜の咲いている山をバックにした良い場所でした。写真は通りかかった場面です。
15分位したら突然列車がトンネルから出てきました。慌ててカメラを構えて三連写。
列車にはワンコソバの絵が書かれており、写真を撮っていた人に聞くと臨時列車で元々盛岡管区を走っていた列車とのことでした。
帰ってから調べてみると臨時列車の「水郡線花回廊号」で「水郡線の磐城石川駅で開催される桜祭りや「駅からハイキング」に合わせて、「kenji」を使った臨時列車を運転します」ということでした。なお運転日は4月16日と17日の2日間だそうで、運良く出会えてよかったです。(正式には「キハ58・28系3両 kenji」というらしい)
5月の「茨城の山探検」は、新月居トンネルから通常歩く縦走路とは別のルートを使って男体山まで往復することにしました。ほとんど誰も通らない山道なので静かな山行が楽しめると思います。
5月上旬はシロヤシオの咲く時期で花が見られるかもしれません。今年はツツジの当たり年かどうか?わかりませんが、花付きの良い年ならヤブ尾根ですが男体山のシロヤシオ尾根を登ることも考えます。
参加ご希望の方は私宛のメールか、本件のコメントで連絡ください。(私のメールアドレスは、私のHPに記載しています)
1.第51回の実施日 2016年5月8(日)
天候の悪い場合は中止又は延期する事があります。
その場合は前日の正午までに「いばらきの山日記」にその旨掲載します。
2.集合場所&時間
新月居トンネル入口近くの駐車場 8時00分
3.第51回の探検場所(ルート) ルートは変更することがあります。
計画図を参照ください。
地図は掲載した計画図を準備しますので、各自詳細な地形図を準備してください。
4.参加者へのお願い事項
★「茨城の山探検」の山行は「探検」と付いている如く一般のハイキング道を歩く山行ではありません。しばしば地図に道のない尾根や沢などを歩きますし、薮漕ぎ、急斜面、岩崖・岩場など危険な所も通過することがあります。
★参加される方のレベルとしては、地形図を見て自力で山行が出来る方、乃至そのことを目標に訓練努力されている方を対象と考えております。ただ人に付いて歩くという方はご遠慮願いたいと思います。
★何方でも歓迎しますが、上記の事項についてよく理解し自己判断された上でご参加ください。山行については自己責任でお願いします。
★地形図を持参ください。
5.2016年6月の「茨城の山探検」について
6月5日(日)を予定しております。
福島県の小野町に東堂山という山がある。(四等三角点「東堂山」667.8m) 日影山の近くである。この山の中腹に由緒ある満福寺というお寺がある。
言い伝えによれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂の勧請により奈良の高僧徳一大師によって開山され、古くから家畜繁盛・守護のご利益があるとして広く信仰を集めてきた。
この東堂山信仰が各地に広まって、茨城県でも特に馬に関して東堂山信仰が伝わっているようである。
奥日立きららの里の近くの笹目に、地形図では無名の山ながら山頂に東堂山と記された石祠のある山があり、地元では東堂山と呼ばれています。
3月6日にこの山に登りましたが、山頂に登りつくと土手で囲まれた中に土盛りがされておりその上に小さな石祠がありました。
三等三角点「国木原」429.5mも山頂にあります。送電線の通っており、送電鉄塔がすぐ近くにありました。
登った後で近くの集落の人のお話が聞けましたが、近くの三つの集落の人達が集まって、農耕馬などで大切にされていた馬の繁殖と供養のために石祠を建てたとのことでした。馬頭観音と同じですね。
石祠の中の観音様(彫られていますが写真ではあまり鮮明ではありません)
ここから先はおまけです。知らないことが多いです。
この日は地形図上でピーク上に神社マークのある近くの黒田集落の祠も訪問してきました。
一つは集落のすぐ上にある種殿神社で今も集落の人たちがお参りしているようでした。私は種殿神社という名前の神社は初めてでしたので調べてみましたがあまり良くわかりません。「種殿」は「じゅうどの」と読み、祭神は大巳貴命(オオナムチノミコト)とか。
道路を挟んで向かい側の山の上の神社マークも訪問しました。
集落の人の話では3つの祠があるが、今は誰もお祭りする人がいなくて倒れたり壊れたりしているとのこと。そう言う事を聞くと現在では墓石なども無縁仏になって誰もお参りする人がなく放ったらかしになってしまうものが沢山あるということと通じる話だなと思いました。
今回は「茨城の山探検」オープン山行の50回目を記念して、一等三角点(頃藤)の男体山を中心としたサイクル登山を企画しました。
内容と当日の記録は下記の図を参照して下さい。(クリックすると拡大します)
この企画の参加者は何と総勢23名となりました。こんな企画に参加する山の病気にかかっている人達がたくさんいることを心強く思いました。そして健脚で皆さん完歩しました。
集合写真:三等三角点「上高塚」にて
GPS記録の数値では距離:22.4km、所要時間 9時間40分、累計標高差約1,700mで全員元気に完歩しました。私の歩数計は40,000歩を越えました。
歩いた順序:「上檜沢」二等三角点(470.4m)⇒「沼ノ上」四等三角点(388.1m)⇒「上高塚」三等三角点369.8m)⇒「頃藤」一等三角点(653.7m)
山越えを3回して男体山へ到着しました。
当日の天気は生憎の曇り空でしたが、暑さは程々でした。上檜沢、下檜沢辺りの山々では丁度イワウチワが満開で道々横目で見ながら歩きました。
ルートは一部変更し「長崎沢」四等三角点は通過せず、私が最近イワウチワを偵察したばかりの・320を通る尾根を登りました。
以下写真でご覧ください。
伐採地からの展望。雨が止んだばかりで山にガスが掛かっています。
下檜沢の集落へ降りました。今ミツマタが山でたくさん咲いていました。ミツバチの巣箱とミツマタです。
イワウチワの写真は載せていませんが堪能しました。「沼ノ上」四等三角点に着きました。
昔の山越えの往来道には馬力神の石碑が残っています。これは寄藤沢に抜ける道沿いです。
「上高塚」三等三角点に着きました。下の鉄塔広場ではもう蕨が出始めていました。山のお恵みを有り難く頂きました。
山越え途中の伐採地の上から男体山の展望。山頂付近にガスが掛かっています。
男体山の登山口へと向かうと途中に「男体山山開き」のアーチがありました。今日は4月の第一日曜日で午前中に山開きの行事があったようです。
疲れた体で男体山の健脚コースを登り、無事に一等三角点に到着。記念写真を撮って万歳でした。(終り)
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