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2013.03.31

州浜草(スハマソウ)観察(2013.3.16&3.23)

州浜草(スハマソウ)について調べたことを少し書いてみたいと思います。以下スハマソウと書きます。
スハマソウはキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草で、この時期には茨城の山でも白い花を咲かせているのを見ることが出来ます。雪割草と呼ばれているものの一つでもあります。
根際から生えている葉は三角形状で、州浜草(スハマソウ)と三角草(ミスミソウ)との違いは、三つに裂けた葉の角が丸みを帯びている(スハマソウ)か、尖っている(ミスミソウ)かの違いである。(実際には中間的なものがあり微妙)
葉のよく判る写真を掲載しますのでご覧ください。

スハマソウ
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写真1:5月頃の青々とした葉  写真3:この写真では分かりにくいが新しい葉には毛が生えていました  写真4:花の軸も毛がたくさん生えていました。
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ミスミソウ
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何とも微妙な違いです。
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和名の由来は、葉の角が丸くなっているのを「州浜」(弧状になった砂浜)に見立てたものという事でした。花色は白が基本で、茨城に咲くスハマソウは白色です。花の写真です。
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茨城県のスハマソウの現状ですが、茨城県レッドリスト(2011年改訂版)「茨城における絶滅のおそれのある野生生物(植物編)」に記載されている分類では、「絶滅危惧ⅠB類」=「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」となっております。
その選定理由として
・園芸用に人気高く、採取により個体数が減少している
・森林の伐採開発などにより、生育適地が減少している
としており、本県における貴重な植物なので、大切に保護していかなければならないものと思います。具体的には盗掘や踏み荒らしなど絶対にしてはならないことです。
私がよく行く鍋足山にもミスミソウはありますが、登山道近くのものや、群生が知られている場所は、やはり人が入って周囲を踏み荒らされるので、段々と個体数が減ってきたり、貧弱になってきたりしております。鍋足山の場合は「自然環境保護地域」に指定もされていますので大切に守って行くようにお願いします。

鍋足山には3月16日(単独)と3月23日にスハマソウの観察に行きました。急に暖かくなったりして3月23日はちょっと盛りを過ぎた感じでした。写真をご覧ください。(終り)
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