生瀬富士の帰り(1日)に山方宿の「水車」で休憩した時、大きな看板の地図に「屏風岩ハイキング」というのが書かれていて、聞いたことの無いハイキングコースのようなので気になった。翌日早速出掛けてみることにしました。
まず、場所など教えてもらうため山方支所に寄る。担当の方を呼んでもらって聞いたが知らないとのことで、昔行った事があるというもう一人の方に聞いた。「今はもうやっていないので道はどうなっているか判らない」ということでしたが、地形図上の大体の位置と昔の遊歩道の入り口の場所を聞いた。鮎亭の裏側の山で鮎亭の脇から入るらしい。
ついでにハイキングコースのパンフレットなど頂いて帰る。「上山ハイキングコース」「盛金富士ハイキングコース」「熊の山ハイキングコース」「三太のハイキングコース」のパンフレットがあった。「三太の山越ハイキングコース」はどうなったのでかと聞くと今は荒れて危険なので止めたとのことでした。「三太のハイキングコース」はまだ歩いてないので、その内に歩いてみようと思いました。
屏風岩へ行くため鮎亭へと車を走らせる。鮎亭手前の農家の人が道路脇に居られたので屏風岩のことを聞くと昔の遊歩道の入り口を教えてくれたが、今は歩く人がいないので荒れているらしく「鎌など持っているか?」と聞かれた。「薮は馴れていますので大丈夫です。」と答えたら「気をつけて行くように」と親切に対応してくださいました。
「えーっ、こんな道!」というような入り口を通り過ぎたら、昔の遊歩道がしっかりと残っていました。サイハイランがあちこちに咲いていました。普通はピンク色していますが、白いのを見つけました。
やがて主稜線の鞍部に到着。ここから稜線を南へ辿る。屏風岩といっても看板があるわけではなく、どれなのかはっきり判らなかったが、稜線上にある岩が連なった所がそうではないかと推定する。稜線のすぐ下側にも岩場があるが、上からはよく見えないので良く判らなかった。(山方支所で聞いたのは屏風のように石が連なっていると言っていた)
地形図で見ると近くに三角点があるのでよってみることにしました。この辺りらしいという所に草木が茂っていて、見つけるのに少しうろうろしましたが、見つけることが出来ました。(柿ヶ平三角点 162.3m)
稜線の岩崖の上から山方町方面の景色が見えました。
降りは往路を戻ろうかとも思ったのですが、踏み跡が続いていたので何処かに降りる道に続いているだろうと進みましたら、その先の尾根を下る踏み跡がありました。尾根末端では踏み跡は消失しましたが、構わず降って鮎亭裏に下りつきました。
次に茨城県指定天然記念物の鏡岩へ向かう。狭い道から急に立派な道にです。こんな所にこんな道が・・・あったんだ。少し行くと道路脇に鏡岩の看板標識がある。車で行けそうだが500mとあるので歩いてゆくことにした。
標識に従いながら進むとやがて大きな駐車場。そこからは牧場脇の草の茂った小道に入り200mほどで着きました。東屋と看板とがあります。
説明看板です。
磨かれた鏡のような石の面も今はその面影もありません。
帰りに立派な道路を小貫の方へ抜けると看板がありました。「奥久慈グリーンライン」(照山線)というらしい。北へ行くと三太の湯から奥久慈パノラマラインに繋がっているようです。(終わり)
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